Compositor: Kiro Akiyama
ぼくのしらないそのかおは
さいしょからかくしていたの
ほんのすこしはなしをしてわかったきになっていた
しらないことばかりしりたくなるのは
ほんとうはなにもしんじられないからなのか
ぼくたちはかなしみをせおいつづけて
きずだらけのそのさきにいったいなにがあるの?おしえて
かなしみはふたつによろこびはひとつに
ありふれたねがいもこぼしたてのひらが
つかめるものなんてもうなにもないのに
ぼくらはどうしてゆめをみてしまうんだろう
わすれたふりをすることができても
はなのようにはかれないから
ひとりのへやたらればをなんびゃっかいはきちらかして
ふたりでいたあのときよりおもいつめている、ずっと
おもいではこのままもうふれたくない
すごしたひびすらうたがってしまう
ばかだなぼくらは
ふこうもしあわせもせおっていくゆうきが
まさになかっただけだ
うんめいすらこんなにもぎわくとふあんにみちているから
じぶんのせいにしてみてもらくになれるはずないよ
うしなったあとのみしかきづけない」ということばを
いやにななるほどきいてなおきづけなかった、ずっと
かなしみはふたつによろこびはひとつに
それすらできずにもがいていたね
わかりあえることなんてほんのすこしだけど
それでもひびがいろあせないのは
かなしみのすべてをかくしていたなら
さいしょからぼくらはひかれあっていないとわかるから
ふたりでつけあったきずのかずが
あなたのひびにかわりますように
かわりますように